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Commentary 02

京都の街角。

長く続くには、魅力が必要。

魅力とは「何度でも」ということ。

 

全ての情報が手元ですぐに手に入り
平均値は 多勢の正論として割り出される。

正論は後ろ盾となり、
たとえ借り物であっても 我が物顔で振りかざすことができる。

テクノロジーの発達は 面倒なことを 省いてゆき、
その利便性にかまける者は  品性が衰退する。
そして、品性の衰退は 人間同士の距離感の誤りへとつながる。

 

正論を借り得ることは容易。
だが、距離感を見極めることは至難。

 

つまり
品性を欠いた顔無しが
マウンティングを目的に 正論をかかげ
他人の心に土足で踏み入る 可能性が増す。

その 圧迫感。

 

人が集うことには制限が設けられ
日々の物理的、精神的 息苦しさを感じている。

その 疲弊。

 

今後 デザインに必要とされる要素、
それは 情感と許容 。

 

直接的な表現でなくても、全体として情感や許容が滲み出ており、
それを無意識に感じ取れるデザインを
多くの人が求めることになる。

 

全ての人は 情感と許容、つまり 心のよりどころを求める。

 

もし気持ちに寄り添うような共鳴を感じられたなら。
「何度でも」。 

 

魅力のあるデザイン。
なんて難しいんだろう 。

 

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