デザインについて
デザインを構成する要素。「情報」「アート」「芸術」。
情報 = 伝えることを目的とした 五感に働きかける 電波・音・光(色彩や文字 映像など視覚で捉えることができるもの)・素材・味・匂い
アート = 人間の内側にある感性を源として 自ずと沸き起こる 衝動・エネルギー
芸術 = アートを高い次元で表現・具現化するために鍛錬された術
デザイン = 現状と目的を理解し、優先順位を判断し、「情報」「アート」「芸術」の 適正なバランスを見極め 反映させることにより、然るべき コミュニケーションの創出と達成、または コミュニケーションの円滑化や継続 を図るための行為。
バランスとは無常であり 常にたゆたっている。 つまり 厳密には 適正なバランス というものは 長期的には存在し得ない。
故に デザインそのものに 唯一の答えは存在せず、
「情報」・「アート」・「芸術」に 経験と知識を加え、
制限時間内と予算の可能な範疇と 時代背景や時世を鑑みながら、
より良いと思われる解を 提案する行為となる。